通常訴訟について

通常訴訟とは、民事訴訟の中のカテゴリーの一つであり、手形小切手訴訟や行政事件訴訟のような特殊な訴訟ではなく、民事訴訟の原則的な規定に則ったものである通常の訴訟のことを指して言っているもののことです。

このカテゴリーに当たるものの中にも、土地明渡請求のための訴訟や貸金返還請求のための訴訟、人身損害に対する賠償請求のための訴訟など、様々なものがあるわけなのですが、こうしたものの中でも主に財産権に関して発生した紛争の解決のための訴訟、を指しているもののことを言います。

そもそも、民事事件と呼ばれているものは、社会における民事上の事件、すなわち人々の間に発生する数々の揉め事のことを言っているわけなので、刑事事件と呼ばれている犯罪行為というものとは、根本的にその性格を異にしているものであるわけです。

従って、民事事件の裁判となる民事訴訟というもの自体、犯罪行為を裁いて処断するための刑事訴訟とは全く違った性格のもので、民事事件とその解決策である民事裁判とは、あくまでも人々の間に発生する紛争を解決するためのもの、なのです。

こうした紛争というものにも様々な種類のものがあるわけなのですが、実際にはその多くが財産権という、人が生きて行くために必要となる財産というものに関する権利を巡っての紛争、という問題が多くを占めているために、この財産権を巡ってのトラブルとそれに関して起こされる訴訟というものが、民事事件の主流を占めているというのが現実なのです。

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