少額訴訟とは

少額訴訟は、60万円以下の請求をする場合に起こせる訴訟のことです。1日で審理を終え、判決が下されます。原則として被告の住所のある地域の簡易裁判所に訴えを起こすことになり、訴状が受け付けてもらえると裁判の期日が決まります。その後、裁判所から原告被告双方に各書類が送付されます。審理は1日ですので、期日までに証拠や証人を集めなければいけません。裁判の途中で和解することも可能です。原告の訴えが認められた場合、請求金額のほか、訴訟費用も被告に請求することが出来ます。ただし請求金額は必ずしも全額が認められるわけではなく、裁判官の判断によって、一部が認められるという場合があります。また、分割払いや支払猶予などといった判決になることもあります。少額訴訟にかかる費用は印紙手数料と切手代で、印紙手数料は請求額の1割、切手代は4~5千円です。原告側の請求が7割認められた場合、訴訟費用の7割を被告が負担、3割を原告が負担することになります。判決に納得が行かない場合、原告被告双方とも、異議申し立てをすることが可能で、以後は通常訴訟に移行して争われます。この通常訴訟で出た判決については、地方裁判所に控訴することはできません。また、裁判当時に被告側が出廷せず、答弁書も提出しない場合は、原告の勝訴となります。一年で同じ裁判所に起こせる少額訴訟は10回までと定められています。

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