知っておきたい基礎知識~保護司と少年犯罪~

保護司とは、犯罪や非行をした人の立ち直りを支え、更生させることを目的とした民間のボランティアのことで、全国に約4万8000人の保護司がいます。保護司法や更生保護法に基づいて、法務大臣から委嘱を受けた非常勤の一般職国家公務員とされていますが、ボランティアであるため給与が支給されることはありません。刑事施設や少年院などで罪を償い、出所してきた人は地域社会に戻り、社会の一員として生きていくことになります。こうした人たちの再犯を防いで、立ち直りを助けるためには、円滑な社会復帰のために指導や監督を行う保護観察官以外に、その地域の実情に詳しく、時間に余裕のある民間人の助けが必要になります。そこで登場するのが保護司です。保護司は保護観察官と協力して保護観察に当たるほか、生活の助言や就労の手助けを行い、社会への復帰を円滑にします。また、出所後の住居予定地の調査や引受人との話合いを行い、受け入れ態勢の整備なども行います。他にも、罪を犯した人の更生について理解を深めるために講演会やシンポジウム、ワークショップなどを行い、世論の啓発や地域社会の浄化のための活動も行っています。2015年現在で平均年齢が64.7歳と年々高齢化のが進んでおり、今後の人材不足が心配されています。猫12

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