知っておきたい!動産強制執行の手順

強制執行とは、裁判所の管理のもと執行官が出向いて、差し押さえを行なうことを言います。例えば、債権者が債権の回収が図れない時に、債務者の持っている物品を差し押さえて、それを競売にかけ換金して債権の回収を図る手段です。

動産は土地及びその定着物以外の物を言いますが、金融の世界では不動産に対する強制執行をメインとして行なうのが一般的です。そのため、動産に対する強制執行は、あまり差し押さえをする物がないことが多いので、行なわれないのが実情です。

ただ差し押さえを受けた人の精神的圧迫感が強いことや稀に家にぜいたく品など換金すると高そうな物品が置いてあるケースもあり、無理に申し立てをして行なうこともあります。動産の強制執行の方法は、債権者などの申立人が管轄の裁判所に申立を行い、それが受理され予納金を納めることで行なうことが出来ます。

必要なものは、申立書・執行文付きの債務名義、送達証明書、執行場所の地図、手数料となります。受理されれば執行官が差し押さえをする債務者の自宅に赴いて、差し押さえできる動産を物色することとなります。

ただ実際には家具や家財道具などは生活用品とされ、差し押さえが禁止されている物品も多く、差し押え出来る物が無ければ執行不能に終わることも多いです。その場合は執行不能調書が作成される流れとなります。

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