裁判はカメラで撮影できないの?

日本では、裁判中に法定内の写真を撮影することは法律で禁じられています。例外的に、裁判長の許可があれば写真を撮ることができますが、実際に許可が下りることはまずありません。テレビなどで流れる映像は、被告や裁判員が入場する前に、冒頭2分間だけ撮影が許可されたもので、ほとんどの場合裁判官が映されています。このため、実際の裁判の様子を伝えるために、写真代わりのイラストが描かれます。このイラストのことを法廷画といいます。法廷画を描く人は法廷画家と呼ばれ、その多くはイラストレーターや漫画家ですが、法廷画家になるために必要な資格は特になく、場合によっては各メディアのスタッフが描くこともあります。新聞やテレビのニュースなど報道に使われることが多いため、素早く仕上げなければなりません。また、カメラで撮影する代用として用いられるものですから、写実的なイラストを描くための画力も求められます。傍聴席で裁判を傍聴しながらスケッチをすることになりますが、関心の高い裁判の場合は抽選券が配布されます。傍聴席は自由に取れるため、被告人がよく見える位置取りをすることも重要です。その報酬は1枚につき1万5000~2万円程度だといいます。猫05

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