法廷画家の需要は?1枚当たりいくら?

日本では刑事訴訟規則第215条及び民事訴訟規則第77条により、裁判の模様を映像や写真で撮ることは原則として禁止されています。テレビなどのニュースで裁判官等が映っているのは、「あたまどり」と言われ、被告人や裁判員等が入廷する二分間の間(最高裁判所では三分間)に特別に映されたものです。
そこで必要になってくるのが、法廷画家と呼ばれる人達です。彼らの本業はイラストレーターや漫画家などで、法廷画家だけで暮らしているわけではありません。
法廷画家という職業はそもそもなく、またなるための試験等もありません。そのため、テレビ局や新聞社の美術スタッフが法廷画家の役割をしていると言う場合もあります。
ただ、誰でも出来るというわけではなく、相応の技術と作画スピードは必要です。
一回の公判で10枚程度描くわけですが、だいたい一枚に要する時間は5~10分です。席が用意されているわけではなく、自分で取らなければならないため、良い席が確保できるとも限りません。被告人の表情が見えない位置の場合もある中、限られた時間内で、どこまで正確に視聴者に伝えられるかが勝負になってきます。
大変、難しい仕事ですので、法廷画家の需要はますます増えていくことでしょう。
ただ、一枚の値段は15000円くらいから、20000円くらいが相場ですので、労力と見合わないのは確かです。

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